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2017/10/06

【地域と学校が一体となって、子供たちが自らの頭で考え、自らの手で造り、自らの足で前進する自覚を育んでいきたい(地域活動ワンポイント知識)】

【地域と学校が一体となって、子供たちが自らの頭で考え、自らの手で造り、自らの足で前進する自覚を育んでいきたい】

 地域コミュニティが希薄になってきますと、間接的に聞いたこと、誰かが見たことをそのまま鵜呑みにし、地域の付き合い、まさに自治会、町内会のことや、地域コミュニティの問題、市政や国政といった面倒なことは、誰かの頭で考えてもらい、自身のこと以外は他人任せといったような振る舞いが見受けられるようになってきます。

 ところが、そういった他人任せの行為が、どういうわけか、個人の尊重だとか、人権だとかという概念で正当化されてしまいます。
 しかし、そんな他人頼り、近隣や地域に無関心で公との関わりが少なければ、常に他者の意見や何かに頼っているような状況に置かれ、明確な自身のアイデンティティを持つことができず、その精神の隙間に、あらゆる魔の手が忍び込もうとします。
 そんな他人頼りな子どもたちは、なんと自身の運命まで誰かに委ねようとすらしてしまいます。
 地域と学校が一体となって、子供たちが自らの眼でうつつ(現実)を観察し、現実を素直に受け入れることで、自らの頭で考え、自らの手で造り、自らの足で前進するという自覚を育んでいきたいものです。
(文責 事務局)

参考:アイデンティティ: 青年と危機 エリク・H. エリクソン著
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