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2022/06/26

【地域コミュニティの普遍的価値観について<コロナ禍における地域活動を取り巻く現状>(地域活動ワンポイント知識)】

【コロナ禍における社会情勢の変化 地域コミュニティの普遍的価値観について<コロナ禍における地域活動を取り巻く現状>(地域活動ワンポイント知識)】
 コロナ禍による長期間の地域活動の制限,、イベントの中止により、すでに地域行事がないことが当たり前という状況になっています。一方で、テクノロジーの急速な進化と新しい仕組みやサービスが生まれたことで、地域のイベントに代わる活動やサービスの選択肢が増え、地域コミュニティのあり方、地域行事、イベントの意義や必要性といった価値観が従来から大きく変動しています。したがって、地域のイベントを実施し、地域行事に参加しようという機運が醸成されず、地域活動を担うスタッフの士気も上がらないため、これまで通りのやり方や内容ではスタッフを集め企画し参加者を募ることが困難な状況にあります。
感染者の下げ止まり、新たな変異株の市中感染が確認されている現況においては、十分なスタッフの感染防止対策、個々人の状況や考え方に十分配慮する必要があり、これまでのように多くのスタッフが一同に集まってイベントや行事を実施するような体制を構築することは、世論や個々人の心情的なものも含めて大変困難な状況になっています。

【コロナ禍における地域活動を取り巻く現状】
 長いコロナ禍で、新羽町の先輩方が半世紀かけて積み上げてきた地域活動のあり方、そして、地域コミュニティの価値観までもが否定されてしまうような社会情勢と住民心情の変容のなかにあって、地域コミュニティはまさに危機的な状況といっても過言ではありません。すでに、地域で活動する団体間と学校や行政とのコミュニケーションは、本音の議論ができず、また、希薄となっています。このことは、世代間の交流が途絶え、地域住民同士のコミュニケーションも希薄となって、非行やマナーの低下、犯罪の増加、治安の乱れを招くなど、地域の安全、安心すら脅かされかねない懸念も出てきます。
 地域住民間の様々な交流の機会をつくってコミュニケーションを育むことで、みんなで支え合い顔の見える安全で安心して暮らせる地域の創造は普遍的価値観です。
 たとえ小さな活動、地味なイベントしか実施できない状況であっても、今できることに取り組み実施することで、安全で安心して暮らせる地域づくりを次に繋げていく必要があります。(文責:事務局)
参考:新羽地区健民祭実行委員長町会長会議挨拶、新羽地区健民祭の開催について(町会長会議資料)


(文責:事務局 小松)
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