【地域コミュニティの意義、地域活動の目的って何?「顔の見える安心して暮らせる地域の創造」 地域活動豆(ワンポイント)知識】
【地域コミュニティの意義、地域活動の目的って何?「顔の見える安心して暮らせる地域の創造」】
<地域コミュニティって>
自治会・町内会といった地域コミュニティの意義は、同じ地域に住む人々が協力し合って、知己の様々な課題に対応することにあります。そして、地域の様々な活動、イベント、行事は、たくさんの地域の人々が顔を合わせ、コミュニケーションを育み、知り合って絆を深めることで、安全で安心して暮らせる地域の創造に寄与します。
<地域の安心と安全を確保する顔の見える地域の創造>
安全は、インフラを整備したり修繕したり、あるいは、警察官を増やして警備することである程度確保することができます。しかし、安心の最も根本は、この町に誰が住んでいるのか、お隣、上の階や下の階にどんな人が住んでいるのか、地域に住む人たちのことがわからなければ、本当の安心を得ることはできません。地域に住んでいる人のことを知るには、そこに住んでいる人が顔をあわせ、コミュニケーションを取り、互いを知ることでしか得ることができません。顔の見える安心して暮らせる地域の創造は、そこに住む人が互いに顔を合わせることでしか実現しないということです。
<日本は天然災害大国>
日本は、地震を筆頭として、大雨、大雪、台風、津波、土砂崩れ、噴火と、国土が狭いにも関わらず、ありとあらゆる天然災害大国です。お隣の大陸では、大きな災害に襲われたら、他の場所に街を作って街ごと移住するというようなことがありますが、国土の狭い日本では、今住んでいる場所を復興し、再び住みよい豊かな街にしていかなくてはなりません。自然災害大国である日本は、非常事態発生時に「助け合う」ことが生き延びるために不可欠です。
<最初の72時間命を繋ぐのは地域の助け合い>
1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、二つの河川が交わる新羽町と似た地形にある倉敷市真備町の2018年の水害、こういった大きな災害の時、命を繋ぎ救助や公助が受けられるまでの最初の72時間の助け合いは、まさに隣近所であり、自治会町内会であり、地域の人々が寄り添って助け合う「共助」が命を繋ぐために極めて重要だったと報告されています。
平時でも、地域にコミュニケーションがあり、顔が見える地域であれば、それだけで防犯、安全安心な地域となります。
私たちのイベントや行事を実施する地域活動は、こういった災害時にも皆で助け合うことができ、顔の見える絆のある地域の創造に繋がる意義ある活動です。
<日本の底力は地域コミュニティの力だと言われる所以>
世界にはおおよそ200近くの国がありますが、日本は現存する世界最古の国家です。では、日本の建国はいつなのかといいますと、わからないのです。1789年のフランス革命のようにたくさんの血が流されて自由を勝ち取った革命があったわけでもなく、アメリカのようにインディアンと戦って大陸を制圧したという事実もありません。
日本はこういった革命だとか独立を争いで勝ち取ったという歴史がまったく見当たらないので、日本書紀や古事記に記されている「神武天皇の即位した日を「建国した日にしておこう」ということにしました。これは、まことに素晴らしい幸せなことです。
日本では縄文時代に西日本で農耕がはじまり、人々は協力して田畑を開墾し、多くの家族が集まり集落が形成されました。集落では、皆で協力しあって生活するようになりました。そういった小さな集落の思いが自然発生的に集約されて、いつのまにか国家が形成されたというのが日本です。
こういった成り立ちから、日本の地域のあり様そのものが日本国家のあり様でもあるわけで、「日本の底力は、地域コミュニティの力」だといわれる所以でもあります。だからこそ、地域を寂れさせてはいけないし、私たちは地域活動を行うことで、地域の人々の顔を繋ぎ、顔の見える地域を創造することで、安心して暮らせるまちづくりに貢献しています。
第二位:サンマリノ共和国(イタリアの中にある小さな国)で1300年
第三位:デンマーク1100年
第四位:イギリス956年です。
(皇紀2682年 令和4年 西暦2022年 現在)
(文責:新羽地区スポーツ推進委員連絡協議会書記、会長)
地域活動豆知識に戻る⇒https://nippacho.com/knowledge.html
<参考>
第31期港北区スポーツ推進委員委嘱式区会長挨拶
抜粋:港北区スポーツ推進委員連絡協議会研修会資料
2022/8/10 追記
2018/10/18 追記
2017/4/18 追記
2015/7/03 初版
(文責:事務局 小松)
<地域コミュニティって>
自治会・町内会といった地域コミュニティの意義は、同じ地域に住む人々が協力し合って、知己の様々な課題に対応することにあります。そして、地域の様々な活動、イベント、行事は、たくさんの地域の人々が顔を合わせ、コミュニケーションを育み、知り合って絆を深めることで、安全で安心して暮らせる地域の創造に寄与します。
<地域の安心と安全を確保する顔の見える地域の創造>
安全は、インフラを整備したり修繕したり、あるいは、警察官を増やして警備することである程度確保することができます。しかし、安心の最も根本は、この町に誰が住んでいるのか、お隣、上の階や下の階にどんな人が住んでいるのか、地域に住む人たちのことがわからなければ、本当の安心を得ることはできません。地域に住んでいる人のことを知るには、そこに住んでいる人が顔をあわせ、コミュニケーションを取り、互いを知ることでしか得ることができません。顔の見える安心して暮らせる地域の創造は、そこに住む人が互いに顔を合わせることでしか実現しないということです。
<日本は天然災害大国>
日本は、地震を筆頭として、大雨、大雪、台風、津波、土砂崩れ、噴火と、国土が狭いにも関わらず、ありとあらゆる天然災害大国です。お隣の大陸では、大きな災害に襲われたら、他の場所に街を作って街ごと移住するというようなことがありますが、国土の狭い日本では、今住んでいる場所を復興し、再び住みよい豊かな街にしていかなくてはなりません。自然災害大国である日本は、非常事態発生時に「助け合う」ことが生き延びるために不可欠です。
<最初の72時間命を繋ぐのは地域の助け合い>
1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、二つの河川が交わる新羽町と似た地形にある倉敷市真備町の2018年の水害、こういった大きな災害の時、命を繋ぎ救助や公助が受けられるまでの最初の72時間の助け合いは、まさに隣近所であり、自治会町内会であり、地域の人々が寄り添って助け合う「共助」が命を繋ぐために極めて重要だったと報告されています。
平時でも、地域にコミュニケーションがあり、顔が見える地域であれば、それだけで防犯、安全安心な地域となります。
私たちのイベントや行事を実施する地域活動は、こういった災害時にも皆で助け合うことができ、顔の見える絆のある地域の創造に繋がる意義ある活動です。
<日本の底力は地域コミュニティの力だと言われる所以>
世界にはおおよそ200近くの国がありますが、日本は現存する世界最古の国家です。では、日本の建国はいつなのかといいますと、わからないのです。1789年のフランス革命のようにたくさんの血が流されて自由を勝ち取った革命があったわけでもなく、アメリカのようにインディアンと戦って大陸を制圧したという事実もありません。
日本はこういった革命だとか独立を争いで勝ち取ったという歴史がまったく見当たらないので、日本書紀や古事記に記されている「神武天皇の即位した日を「建国した日にしておこう」ということにしました。これは、まことに素晴らしい幸せなことです。
日本では縄文時代に西日本で農耕がはじまり、人々は協力して田畑を開墾し、多くの家族が集まり集落が形成されました。集落では、皆で協力しあって生活するようになりました。そういった小さな集落の思いが自然発生的に集約されて、いつのまにか国家が形成されたというのが日本です。
こういった成り立ちから、日本の地域のあり様そのものが日本国家のあり様でもあるわけで、「日本の底力は、地域コミュニティの力」だといわれる所以でもあります。だからこそ、地域を寂れさせてはいけないし、私たちは地域活動を行うことで、地域の人々の顔を繋ぎ、顔の見える地域を創造することで、安心して暮らせるまちづくりに貢献しています。
第二位:サンマリノ共和国(イタリアの中にある小さな国)で1300年
第三位:デンマーク1100年
第四位:イギリス956年です。
(皇紀2682年 令和4年 西暦2022年 現在)
(文責:新羽地区スポーツ推進委員連絡協議会書記、会長)
地域活動豆知識に戻る⇒https://nippacho.com/knowledge.html
<参考>
第31期港北区スポーツ推進委員委嘱式区会長挨拶
抜粋:港北区スポーツ推進委員連絡協議会研修会資料
2022/8/10 追記
2018/10/18 追記
2017/4/18 追記
2015/7/03 初版
(文責:事務局 小松)
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