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2014/03/20

【地域の何気ない目が子供たちを守っている<地下鉄サリン事件は地域活動に関わるきっかけだった>(地域活動豆知識)】

【地域の何気ない目が子供たちを守っている<地下鉄サリン事件は地域活動に関わるきっかけだった>】
 1995年3月20日午前8時頃、国家権力の打倒を掲げテロ集団化したオウム真理教は、通勤客らで混雑する地下鉄丸ノ内線や日比谷線の車内で、猛毒の神経ガス「サリン」を撒いて無差別大量殺人事件を引き起こした。世界で初めて化学兵器が無差別テロに使われた事件だ。
 当時、同じ地下鉄事業に従事している身として、この日本でこんなことが起きうるのかと、あまりにも衝撃が大きかった。そして、オウム真理教による犯行であることが明らかになってくると、横浜市庁舎のある関内駅前で教祖の写真を掲示してラジカセ鳴らして昼間から踊っている子供たちの光景を毎日のように見ていたので、当時小学校2年生の長男、4歳の長女の顔が脳裏に浮かび、「こんなカルト宗教団体に勧誘されでもしたら大変なことになる」と鳥肌が立つ思いをした。
 どうすればいいのか。子供たちとの時間を大切にするしかないくらいのことしか思いつかなかった。ただ、「普段見ない顔だなぁ~」「あれ、ここにこんなものあったかなぁ~」って、いつもと違う状況を地域の目で察して、そんな些細なことを井戸端会議で知ることができるような繋がりが、実は大切なことなのではないか。そこに住む人のなにげない普段の目で子どもたちが守られているのではないか。だから、顔の見える地域であることが、非行や誘拐、犯罪やテロから人々を守ることにつながるのではないかと、理由もなく漠然と感じるようになった。それまで自分自身のみならず、長男も子供会にすら入らず、まったく地域との付き合いがなかったのにもかかわらず、本当に少しずつだけれども地域活動に関わるようになった。それから「顔の見える地域の創造」という思いをモチベーションとして地域に関わってきた。

<参考>新羽地区体育指導委員連絡協議会会長談

(文責:事務局 小松)
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